2016/10/30

010. スキーを始めた日

そういうわけで
娘とスキーを始めた訳です


まずは
買い物!

これが一番楽しかったぁ
色んなサイトを見て回ったり
お茶の水のスキー街に出掛けて
娘と私のウェアを買って

スキー企画が3日で終わっても大丈夫なように
スキー板、ブーツ、ストックなどの道具類は
激安品をヤフオクでゲット
娘の板なんて
数十年前の化石のような真っすぐな130cmの板…
もちろん先っぽは尖ってます

一応準備は完了し
当時乗っていたステーションワゴンの後部座席を取り外して
荷台を真っ平にし
これまた3980円で買った怪しい寝袋まで用意して
車中泊でレッツゴー

高速道路1000円乗り放題なのをいいことに
これまた知りもしない何となく雪が良さそうで寒そうな
福島県の猫魔スキー場へ向かいました
確か、夜の9時くらいに…

猫魔スキー場に着いたのはたぶん午前2時くらいでしょうか
猛烈吹雪の中でどこが駐車場なのかもよくわからず
止めてあった他の車の隣に駐車
娘は既に寝袋にくるまって寝ていたので
すぐさま寝袋に入って就寝…

翌朝
忘れもしない…
記念すべき初スキーの裏磐梯猫魔スキー場
での娘の人生で初めてのスキー
2012年2月18日

天気は嵐…



【天気概況】
今冬一の強い寒波で、日本海側は九州から北海道まで雪。
鹿児島も今冬9日目の雪。午後9時までの24時間に降った雪は、長野県野沢温泉が57センチ、新潟県津南で50センチ。
全国的に風が強まり最大瞬間風速は秋田21.4メートル、仙台20.7メートル。



典型的な
西高東低の気圧配置!
大荒れも大荒れ…
超絶吹雪の本日デビューの我々には全く嬉しくない膝上のふっかふかパウダー


すでに帰りたい気持ちをこらえて
猫魔スキー場へ突入
そこからゲレンデまでどうやってたどり着いたのかは記憶にありませんが
もっさもさの雪の中を
娘と二人でもがいていた記憶が…
センターハウス?を出て左側にあった超緩斜面のリフトまでたどり着くのが精一杯
あまりの寒さと過酷な状況にぎゃーぎゃー泣き出す娘…
それでもなんとかそのリフトに2回ほど乗って
超緩斜面のモサモサ雪を滑れないのでブルドーザーさながらに除雪しながら歩いた吹雪の日…
そして
娘から一言
「もう帰りたい…」

私もそれ以上滑ろうという気にはなれませんでした







009. そもそもなんでスキー?

たぶんほとんどの人は
子供が生まれたら
何かスポーツをやらせてみたい
とか
何か音楽をやらせてみたい
とか
なんでもいいからやらせてあげたい
って思うんじゃないでしょうか…

私も御多分に漏れずに(笑)
当時5歳だった娘に何かさせたいな
と思っていました

ですが、
私が今までにやってきたことといえば
サッカー、釣り、サーフィン、スキューバダイビング、MTBのダウンヒル
なんとなく5歳の子供、しかも一応女の子には似つかわしくないような、やらせたくないようなものばかり…

で、いろいろと考えました
もしも今迄自分がやってきた事を娘とやろうとすれば
絶対に教えてしまう…
いや、「あーなんでできないんだろう」的な態度になってしまう
これじゃあ絶対に続きそうもありませんし
だいいち娘がイヤでしょう…

そこで
娘はもちろん、私も未経験の事なら
あーだこーだ文句も言えませんし
何よりも一緒に練習に打ち込めるんじゃないか?
と、ひらめきました!

じゃあ
何をするか…
で色々悩んだんですが
娘と私のスタート時の状況が全く同じでなければいけませんし
その後の成長過程においても大人と子供に有利不利がない物でなければいけません
そうこう考えているうちに
じわじわと
自分的にはかなり嫌なスポーツが頭の片隅に浮かんできました
寒いし、バランスっぽさが必要とされるスポーツ…
そう、スキーです

なんでいまさらスキー?
スノボーじゃないの?
と言われましたが
どうも両足を板に張り付けた状態で娘と私の未経験者二人が上手くやっていける未来像が描けず…

スキーだと
一応足が自由に動かせますし
短い板を履けば
まあいけそうな雰囲気でしたので…

ただ
もともと冬が大嫌いで
寒いところ
しかも雪山なんてもってのほか
くらい寒さが苦手で
スキー…大丈夫か
と真剣に悩みましたが
冬の間の運動不足解消には最適…?

ただ、やっぱり
娘と一緒に始められる!
っていう部分が私の中ではとても大きく
まるでクラスメートと一緒に新しい部活に入るような
そんな気持ちでした

こうして
娘と私はスキーを始めることになったのです…






016. スキー雑談…その2(エッジング・角付け)

今日は【エッジング(角付け)】について… エッジングを考える時は2つの重要な点があると思っています。 1つ目は、【雪面にエッジを食い込ませエッジを使いこなす技術】 これは言い換えると、まず覚えなければならない大前提の技術と言えるかもしれません。 エッジングとはこうい...